本日ご紹介する工事は東京多摩地区 三菱自動車アウトランダーを所有されていらっしゃる
H様宅で電気自動車充電設備工事を行いました。
既存の電気設備がオール電化住宅及び太陽光発電設備となっております。
こちらが分電盤と太陽光発電用ブレーカー及びエコキュートと コンベックの単独ブレーカーになります。
ここに電気料金の安い深夜電力の時間帯に自動的に電気自動車の充電が始まるタイムスイッチを設置しました。
通常のタイムスイッチでは容量の関係上200V20Aの電流を制御することは不可能です。そのため写真、真ん中に設置されている電磁開閉器を取り付ける必要があります。
向かって右側のタイムスイッチで時間が来ると電源が入り真ん中の電磁開閉機がオンになりブレーカーから屋外の充電設備に電気が流れる仕組みです。
現在EV,PHV電気自動車充電容量は各自動車メーカーほぼ単相200V20A(使用するケーブルの太さ2,0mm)になっております。
しかし数年後に30Aの仕様になる可能性が高く各自動車メーカーは30A対応のケーブル(2,6mm)で工事をすることを推奨しております。
以上の理由からお客様H様宅では分電盤内で単相200V、 30 A対応のVVFケーブル2,6mmで電源を取り出しました。
分電盤が設置してある洗面所の外壁から電線を貫通させて駐車スペースまで電線管(PF管)を使用した配線を行いました。
こちらが電気自動車充電用コンセントになります。
分電盤内にアース配線がなかったため充電コンセントの真下にアース棒打ち込み工事を行いました。
以上で当日の工事は終了しました。
最後にタイマーの設定を行い深夜電力の時間帯にオンオフを4時間設定で自動充電を行います。
読者の皆様、この度のお客様H様誠にありがとうございました。